紋別市の冬、海は流氷に塞がれます。漁も船も止まる、厄介な存在でした。ところがこの街は発想を変えました。海外の油田開発のために試作された砕氷船を持ち込み、氷を砕いて進む観光の船に仕立てたのです。邪魔者が、街の顔になりました。
この街でお部屋をお探しの方へ。日本に保証人がいなくとも、賃貸の契約は結べます。以下では、その方法と審査の要点、そして市街地から渚滑までの住まいの違いをご案内します。
お伝えする項目
- 保証を代わりに担う会社
- 保証人なしで契約する三つのやり方
- 審査の要点は4つだけ
- 紋別市で暮らす——流氷とホタテのまち
- ご質問への回答
日本で賃貸の契約を結ぶには、家賃が滞ったときに責任を負う人物が要る。長らくそう決まっていました。しかしこの国に来て日の浅い方には、その人物がいません。ならば人ではなく会社に担わせればよい。そう考えて生まれたのが、保証を業務とする会社です。
費用を納めれば、貸主への支払いはその会社が保証します。知人の有無で住まいが左右されることはなくなりました。漁や加工の現場に人が集まるこの街でも、この方式が使われています。
保証人が用意できないところから契約に至るやり方は、三つあります。
ひとつ、保証を担う会社へ費用を納めるやり方。この国に親族がいなくても、これで契約は成立します。
ふたつ、勤務先が契約者となるやり方。会社が住まいを借りて従業員に使わせる形なら、住む方が保証を意識することはありません。
みっつ、書類を先にそろえるやり方。在留資格の証明、勤務の証明、収入の証明。この三つがあれば審査は速やかです。
難しく考える必要はありません。確認されるのは以下の4点です。
| 要点 | 先に整えること |
|---|---|
| 家賃と収入のつり合い | 手取りの3割ほどを上限とみて、その範囲で選ぶ |
| 在留資格と満了日 | 在留カードの期限を確認し、更新の予定も伝える |
| 書類の過不足 | 在留・勤務・収入の証明を写しとともに一式にする |
| 緊急時の連絡先 | 職場の方に事情を話し、名前を出す承諾を得ておく |
紋別市でのお部屋探し、お気軽にご相談ください。
この街の発想の転換ぶりは、なかなかのものです。冬になると海は流氷に覆われ、漁は止まります。長いあいだ、それは耐えるしかない季節でした。ところが1987年、海外の油田を掘るために試験的に造られていた砕氷の船に目をつけ、これを観光に転用します。船首に据えた大きな螺旋が氷を砕き、白い海原を割って進む。厄介者だった流氷が、街の看板になった瞬間でした。この船は北海道の遺産にも選ばれています。沖合五百メートルほどの場所には塔が立っており、海面の下七メートル半から氷や海中の生きものを眺められます。市はこの海を研究する国際的な都市であることを宣言しました。海の恵みも豊かです。漁は雪の残る三月に始まります。流氷の下で栄養を蓄えた毛ガニは、この季節ならではの味です。ホタテ、サケ、ホッケ、タラ。十一月頃まで水揚げが続きます。内陸へ入れば川沿いに牧場と畑が広がり、山には手入れの行き届いた森があります。
| 地区 | 街のなりたち |
|---|---|
| 幸町・本町 | 市の中心。商店と飲食店が集まる |
| 港町・海洋公園の周辺 | 港と観光の施設が並ぶ一帯 |
| 大山町・落石町 | 住宅地。学校や病院が近い |
| 元紋別・小向 | 空港に近い地区。海沿いに続く |
| 渚滑・上渚滑 | 内陸の川沿い。牧場と畑が広がる |
住まいを考えるとき、この街には他にない強みがあります。空港が市街地から車で五分の場所にあり、しかも東京の空港との間に毎日直行の便が飛んでいるのです。北海道の地方都市では、大きな空港まで何時間もかけて出るのが普通です。ここはそれが要りません。母国との行き来を考えている方、家族が訪ねてくる可能性のある方にとって、この条件は住まい選びの重要な材料になるでしょう。市内に鉄道の駅はなく、日常の移動はバスと自動車が担います。市街地の中であれば徒歩でも生活は成り立ちますが、内陸の職場へ通うなら車が必要です。冬は流氷が接岸するほど冷え込みますので、暖房の設備と建物の断熱は必ず確認してください。家賃の水準は抑えられており、単身向けの部屋も家族向けの部屋も見つけやすい街です。
| 主な拠点 | 移動のしやすさ |
|---|---|
| 市街地の中心部 | 商店と飲食店が徒歩圏。バスの発着所もある |
| 港の周辺 | 漁と加工の職場に近い |
| 空港の周辺 | 市街地から車で5分。空の便が至近 |
| 大山町方面 | 住宅地。生活の施設がそろう |
| 渚滑・上渚滑方面 | 内陸の農村部。自動車が欠かせない |
働き口の柱は海です。水揚げされたホタテやカニ、サケを選別し、殻をむき、加工し、凍らせる現場が港の周辺にあります。漁の季節は三月から十一月ごろまでですから、加工の忙しさもその期間に集中します。冬は流氷が来て漁が止まる代わりに、観光の季節が始まります。船に乗る人を迎える仕事、宿泊施設の仕事が生まれるのです。海が働き先を生み、氷もまた働き先を生む。この街の面白いところです。海外から届く活きたカニを扱う仕事もあり、この港は商いの港としても機能しています。内陸に目を向ければ、牧場での作業や森林に関わる仕事があります。市街地には商店と飲食店があり、地域の中心都市として病院や介護の施設も集まっています。
| 拠点に向く地区 | 相性のよい働き方 |
|---|---|
| 港町・元紋別 | 水産の加工や港の仕事に就く方 |
| 幸町・本町 | 飲食や販売、宿泊の仕事に就く方 |
| 渚滑・上渚滑 | 牧場や森林に関わる方 |
| 大山町・落石町 | ご家族での入居、介護の職場に通う方 |
| 小向 | 空港に関わる仕事や車での通勤が多い方 |
紋別市でのお部屋探しをお手伝いします
おひとりでのご入居、ご家族での転居、そして企業様が従業員のためにまとめてお部屋をご手配になる場合。いずれのご依頼にも対応いたします。水産の加工場や宿泊施設でお勤めの方の住まいは数多く扱ってまいりました。就業先が確定していない段階のご相談でも構いません。費用はいただきません。お勤め先の場所、働かれる季節、そしてご希望の家賃をお知らせください。
0120-337-900不動産のイブキ(伊吹株式会社)/名古屋市西区庄内通3丁目9-4/国土交通大臣(1)第10691号
まとめ
紋別市は、冬の海を塞ぐ流氷を観光の資源に変えてしまった街です。三月から十一月は漁と加工、冬は氷を見に来る人を迎える仕事。一年を通じて働き口が途切れにくい構造になっています。そして何より、市街地から車で五分の空港があること。母国との距離を近く感じられる、北海道では貴重な街です。
保証人がいないことは、住まいを持てない理由になりません。保証を担う会社と、そろえておいた書類。この二つで契約は結べます。氷の海の街での新しい暮らしを、私どもがお手伝いいたします。
企業のご担当者様へ
従業員の方の受け入れに合わせた住居の確保、複数名分の契約手続きの取りまとめ、そして入居された後のご相談への対応。これらをまとめて私どもがお引き受けいたします。漁期に合わせて人員が増える加工の現場や、冬の観光期に人手が要る宿泊施設について、季節の波を踏まえた手配をしてまいりました。空港が近い立地は、着任される方の移動の負担を軽くする点でも有利です。介護や飲食を含め、業種を問わずご相談を承ります。





