五所川原市の祭りの灯籠は、高さおよそ二十三メートル。ビルの七階に届きます。青森のねぶたは横に広く、弘前のねぷたは扇の形。同じ津軽で、この街だけが真上に伸びました。冬になれば、石炭ストーブを積んだ列車が地吹雪の中を走ります。
この街でお部屋をお探しの方へ。日本に保証人がいなくとも、賃貸の契約は結べます。以下では、契約までの流れと審査の要点、そして五所川原駅の周辺から金木までの住まいの違いをご案内します。
お読みいただく順序
- 部屋が決まるまでの流れと、保証が出てくる場面
- あなたの状況はどれに当てはまるか
- 審査で確かめられる4項目
- 五所川原市で暮らす——立佞武多と米のまち
- ご質問への回答
賃貸の手続きは、おおむね四つの段階を踏みます。まず物件を選び、次に申し込みを出し、審査を受け、最後に契約を交わす。保証の話が出てくるのは、二番目の申し込みの段階です。申込書に保証人を書く欄があり、そこで多くの方が手を止めます。
ただ、この欄は必ずしも人の名前で埋める必要がありません。保証を業務として引き受ける会社に依頼すれば、その会社の名で手続きが進みます。費用を納めることで、家賃の支払いについて貸主に対する約束をその会社が負う。申し込みの段階でこの選択をしておけば、以降の流れは滞りません。逆に言えば、物件を見る前にこの点を決めておくのがもっとも効率的です。
どの進め方が適しているかは、いまの状況によって決まります。
すでに就業先が決まっていて、会社が住居を用意してくれる場合。この場合は勤務先が契約者になりますので、ご自身で保証を手配する必要はありません。まず会社にその制度があるかを確認してください。
就業先は決まっているが、住まいは自分で探す場合。保証の会社に依頼するのが標準的な進め方です。勤務先の在籍を示す書類を用意しておけば、審査は速やかに終わります。
まだ就業先が確定していない場合。収入を証明する材料が乏しいため、審査の条件は厳しくなります。就業が決まってから動くか、あるいは決まる見込みを不動産会社に伝えたうえで相談するのが現実的です。
審査で見られている中身は、次のとおりです。
| 確認される事項 | なぜ見られるのか |
|---|---|
| 家賃が手取りの3割以内か | 無理なく払い続けられるかを判断するため |
| 在留カードの満了日 | 契約期間中に資格が切れないかを見るため |
| 在留・勤務・収入の証明 | 提出が揃わないと審査そのものが進まない |
| 緊急時に連絡がつく相手 | 事故や災害の際に連絡を取る必要があるため |
五所川原市でのお部屋探し、ご相談を承っております。
青森県には夏の灯籠の祭りが三つあります。県庁所在地のものは横に大きく張り出した形、城下町のものは扇を立てたような形。そしてこの街のものは、真上に伸びます。高さはおよそ二十三メートル、ビルの七階に相当する巨大な灯籠が、夜の街を練り歩くのです。専用の館には実物が三基常設されており、吹き抜けの回廊を歩きながら上から下まで眺められます。併設の工房では職人が来年の一基を組み立てており、その作業を見学することもできます。つくる過程が街に開かれているのです。冬にはもうひとつの名物があります。市内から北へ延びる私鉄の列車には、十二月から三月にかけて石炭を焚くだるま型のストーブが置かれます。乗客はそれを囲んで座り、するめを焼きながら、窓の外を舞う地吹雪を眺める。厄介なはずの吹雪を、この街は座って眺めるものに変えてしまいました。土地の成り立ちも触れておきましょう。1676年、藩の新田開発によって開かれた低湿地で、いまも水田の単作地帯です。同じ津軽でも南のりんごの産地とは、育てるものが違います。
| 地区 | 街のなりたち |
|---|---|
| 五所川原駅周辺・大町 | 市の中心。商店と飲食が集まる |
| 栄町・松島町 | 駅に近い住宅地。生活の店がそろう |
| 飯詰・長橋 | 水田の広がる一帯。溜池が点在する |
| 金木 | 北部の地区。三味線の発祥地とされる |
| 市浦 | 日本海側の飛び地。湖でしじみが採れる |
住まいを考えるうえで、この街の地形を頭に入れておくと判断が早くなります。市域は岩木川の右岸に広がる平らな低湿地で、水田と溜池が続きます。中心部は五所川原駅の周辺にまとまっており、商店も役所も歩ける範囲です。北へ進むと金木の地区があり、さらに離れた日本海側には合併で加わった飛び地の区域があります。中心部から飛び地までは相当の距離がありますので、勤務先がそちらであれば近くに住むほうが確実です。交通は在来線と私鉄が通り、国道が二本交差してバスの拠点にもなっています。城下町の弘前までは四十五分ほど。冬は雪と地吹雪の両方に備えが要ります。積もった雪を片づけるだけでなく、風で視界が消える日があることを知っておいてください。家賃の水準は県内でも抑えめで、広い部屋を選びやすい街です。
| 主な拠点 | 移動のしやすさ |
|---|---|
| 五所川原駅の周辺 | 在来線と私鉄が接する。徒歩で用が足りる |
| 大町・栄町 | 商店と病院が近い。生活しやすい |
| 飯詰方面 | 水田地帯。自動車があると便利 |
| 金木の周辺 | 北部の地区。私鉄で中心部へ |
| 市浦方面 | 日本海側の飛び地。自動車が欠かせない |
働き先は、米と水と祭りに関わるものが軸になります。まず農です。この一帯は水田の単作地帯で、田植えの春と収穫の秋に人手が集中します。育苗や乾燥、選別といった前後の作業もあり、季節ごとに内容が変わります。次に水産。日本海側の湖では大粒のしじみが採れ、採取と加工の現場があります。三つ目が祭りに関わる仕事です。巨大な灯籠は毎年新しく作られ、その製作には長い時間と多くの手が必要です。紙を貼る作業には体験の機会もあり、この街ではものづくりが日常に近いところにあります。加えて、津軽地方の北部で商業の集まる街ですので、販売や飲食の求人があります。介護の現場も各所にあり、こちらは季節に左右されません。
| 拠点に向く地区 | 相性のよい働き方 |
|---|---|
| 飯詰・長橋 | 水田での作業や米の選別に関わる方 |
| 市浦 | しじみの採取や加工に携わる方 |
| 五所川原駅周辺・大町 | 販売や飲食の仕事に就く方、車を持たない方 |
| 栄町・松島町 | ご家族での入居、介護の職場に通う方 |
| 金木 | 静かな環境を望む方、北部で働く方 |
五所川原市でのお部屋探しをお手伝いします
おひとりでのご入居、ご家族での転居、そして農業法人様や企業様が従業員のためにまとめてお部屋をご手配になる場合。いずれのご依頼にも対応いたします。水田の作業や食品の加工に携わる方の住まいを扱ってまいりました。就業先が確定していない段階のご相談でも構いません。費用はいただきません。お勤め先の地区、自動車をお使いになるかどうか、そしてご希望の家賃をお知らせください。
0120-337-900不動産のイブキ(伊吹株式会社)/名古屋市西区庄内通3丁目9-4/国土交通大臣(1)第10691号
まとめ
五所川原市は、真上に二十三メートル伸びる灯籠と、石炭ストーブを積んだ冬の列車を持つ街です。厄介なはずの地吹雪すら、座って眺めるものに変えてしまいました。土地は藩の新田開発で開かれた水田の単作地帯で、南のりんごの産地とは育てるものが違います。米、しじみ、そして祭りの製作。手を動かす仕事が身近にある街です。
保証人がいないことは、住まいを持てない理由になりません。申し込みの段階で保証の会社に依頼すると決めておけば、その後の流れは滞りません。津軽平野の真ん中での暮らしを、私どもがお手伝いいたします。
企業・農業法人のご担当者様へ
従業員の方の受け入れに合わせた住居の確保、複数名分の契約手続きの取りまとめ、そして入居された後のご相談への対応。これらをまとめて私どもがお引き受けいたします。この街は冬に地吹雪が生じるため、通勤の距離が従業員の方の負担に直結します。職場からの距離を優先した物件選びをご提案いたします。田植えと収穫の時期に人員が集中する農の現場についても、季節を踏まえた手配をしてまいりました。介護や飲食についても同様に承ります。





