飲食料品製造業の外国人スタッフの社宅・寮の手配
工場の周りに賃貸が少ない。交代勤務で昼に寝る社員がいる。駐車場が足りない。飲食料品製造業の住まいのご相談は、この三つに集まります。特定技能1号で最も人数の多い分野だけに、まとまった戸数を一度に押さえる場面も多い業種です。名古屋の不動産会社として、物件探しから入居日の準備まで承ります。
飲食料品製造業は、特定技能1号で人数が最も多い分野です
令和7年12月末時点で、この分野の特定技能1号として在留している方は93,393人です。16の分野のなかで最多です。
※ 出典:入管庁「特定技能在留外国人数(令和7年12月末)のポイント」(令和8年3月公表、2026年9月16日閲覧)。1号のみの速報値です。2号を含む別資料では同時点で95,644人ですので、共有の際はどちらの数かを添えてください。
受入れ見込数も令和8年1月23日の閣議決定で改められ、特定技能1号が13万3,500人、育成就労が6万1,400人、合わせて194,900人です。1号の分は旧方針の13万9,000人より減っており、育成就労の分が別枠で加わった形です。
※ 出典:入管庁「特定技能の分野別運用方針(飲食料品製造業分野)」(令和8年1月23日閣議決定)ほか。2026年9月16日閲覧。
工場の周りに賃貸が少ない。通勤手段から逆算して探します
この分野の対象は食料品製造業などの事業所で、業務も原料の処理、加熱、殺菌、成形、乾燥といった一連の生産行為が中心です。単なる選別や包装だけの作業は含まれません。
※ 出典:入管庁の運用要領別冊(飲食料品製造業分野、令和8年8月28日一部改正、2026年9月16日閲覧)。
郊外や工業団地に立地する割合の公的な統計は確認できませんでした。ただ、分野別運用方針には有効求人倍率などについて地方部が高い状況との記述があり、工場の近くに賃貸が少ないというお声もいただきます。同じ建物で複数戸をご希望でも空室が足りないことがあります。
そうしたときは、同じ町内で二、三棟に分ける、単身向けが足りなければ複数名向けの間取りも入れる、配属が段階的なら順に押さえる、という形で広げます。
通勤は自転車、送迎バス、自家用車のいずれかと伺います。どれを前提にするかで探す範囲が変わります。自転車なら距離だけでなく夜道と坂、雨の日の代わりの手段まで見ます。送迎バスなら集合場所から歩ける範囲に絞れます。自家用車なら駐車場が要り、敷地内で足りず近隣の月極を借りる物件もあります。駐輪場も台数と屋根の有無、一戸あたりの登録上限を確認します。
交代勤務があるので、昼に眠れる部屋かどうかを見ます
交代制や深夜勤務について、分野別運用方針にも運用要領にも定めはありません。断定はできませんが、早番・遅番・夜勤のある工場では昼に寝る社員がいると伺います。昼は人が動く時間ですので、夜の静けさを前提に選ぶと合いません。
| 光 | 遮光カーテンを付けられるか。窓の向きと隣の建物との距離も見ます。 |
|---|---|
| 音 | 建物の構造と、上下階・隣室の生活音。幹線道路や踏切に面していないか。 |
| 住戸の位置 | 最上階や角部屋は音が減ります。共用階段から離れた住戸も候補です。 |
入居後に眠れないとなると転居のやり直しです。同じ部屋の方の勤務帯をそろえることも効きます。
1部屋に複数名で住んでいただくときの広さ
特定技能1号の方の住居は、居室の広さが1人当たり7.5㎡以上であることが求められます。複数名でお住まいの場合は、居室全体の面積を居住人数で割った面積が7.5㎡以上です。1人1部屋で7.5㎡ずつ、という意味ではありません。ロフト等は居室に含まれません。
※ 出典:入管庁「1号特定技能外国人支援に関する運用要領」(令和7年4月1日一部改正、2026年9月16日閲覧)。
技能実習の基準は寝室が1人当たり4.5㎡以上で、測る対象も数字も違います。移行して住み続ける場合の取扱いには条件がありますので、社宅の居室の広さ要件をご覧ください。台所などが居室に含まれるかは運用要領に明示がなく、迷う間取りは入管にご確認ください。
繁忙期の増員に、どう備えておくか
受注や季節で人数が動く工場では、部屋を年間押さえるか必要な時期だけ借りるかの判断が出ます。長く空けておくと負担が残り、都度探すと間に合いません。前の年の増減を見ながら常時分と変動分に分けておくと動きやすくなります。
変動分は短期の契約やマンスリーを組み合わせます。ただし長く使うほど割高になりやすく、延長できるとは限りません。常時分は法人名義の借上げにして、入替えがあっても名義をそのままにする形がよく使われます。なお、分野別運用方針のとおり、この分野の雇用形態は直接雇用に限られますので、派遣元が寮を持つ整理はできません。
ご利用の流れ
- 1
お問い合わせ・ヒアリング
勤務地、人数、入居希望日、予算、契約名義(法人か本人か)、必要な設備をお聞きします。フォーム・電話・LINEのどれでも構いません。 - 2
物件のご提案
外国籍入居の可否を確認済みの候補を、間取り・家賃・初期費用の一覧でお送りします。ご担当者様が見つけた物件の持込みも歓迎です。 - 3
審査・契約
保証会社の申込み、契約書類の準備、重要事項説明まで当社で行います。法人契約・社宅規程に合わせた書式にも対応します。 - 4
入居・ライフライン開通
鍵のお渡しに合わせて電気・ガス・水道・ネットを開通。家電・SIMもご希望に応じて同時に手配します。
よくあるご質問(飲食料品製造業の方から)
工場の周りに物件が見つからないときは、どうしますか。
棟を分ける、間取りを変える、入居時期をずらすの三つで広げます。通勤手段を先に決めていただくと範囲が絞れます。
1部屋に複数名で住んでもらうとき、広さはどう数えますか。
居室全体の面積を居住人数で割った面積が、1人当たり7.5㎡以上である必要があります。1人1部屋で7.5㎡ずつではありません。
夜勤明けに昼寝る社員がいます。何を見ればよいですか。
遮光、建物の構造、住戸の位置の三つです。同じ部屋の方の勤務帯をそろえることも効きます。
駐車場や駐輪場も一緒に手配できますか。
はい。敷地内で足りないときは近隣の月極もお探しします。
費用はどうなりますか。
ご相談とお見積りは無料です。ご請求は仲介手数料のみです。


