年中無休 / 10:00~19:00
無料相談フォーム

ブログBLOG

2026.08.07

ひとり暮らしの高齢者が使える見守りの仕組み|名古屋市の制度と、部屋を借りるときに効くこと

一人で暮らしていると、「もし部屋で倒れたら誰も気づかないのではないか」と不安になることがあります。

その不安は、仕組みで小さくできます。名古屋市には、費用をかけずに使える見守りの仕組みがいくつもあります。知られていないだけで、申し込めば使えるものです。

この記事では、名古屋市で利用できる見守りの仕組みと、部屋を借りるときに大家さん側の不安をどう解消するかを整理します。

この記事でわかること

  1. 見守りは自分のためだけではありません
  2. 名古屋市で使える見守りの仕組み
  3. あんしん電話(緊急通報事業)
  4. まず相談する窓口
  5. 民間のサービスもあります
  6. 部屋を借りるときに効くこと
  7. 物件選びで確認すること
  8. よくあるご質問
01見守りは自分のためだけではありません

見守りの仕組みを整えることには、2つの意味があります。

① 自分の安心のため
体調を崩したとき、早く気づいてもらえます。それだけで、日々の不安が小さくなります。

② 部屋を借りるときの材料になるため
高齢の単身者に部屋を貸すことをためらう大家さんがいます。理由の多くは「何かあったとき対応できるか分からない」という不安です。見守りの仕組みがあることは、その不安に対する具体的な答えになります。

つまり、見守りを整えることは、住まいを確保する力にもなるということです。

02名古屋市で使える見守りの仕組み

名古屋市には、複数の仕組みがあります。それぞれ性格が違いますので、組み合わせて使うことができます。

仕組み 内容
民生委員の訪問 担当地域のひとり暮らし高齢者を訪問し、相談に応じる「ひとり暮らし高齢者をあたたかく見守る運動」が行われています。おおむね65歳以上のひとり暮らしの方などが対象
老人クラブの友愛訪問 地域の老人クラブ会員が、週1回程度、ひとり暮らしの方を訪問し、安否の確認と孤独感の解消を図る活動
あんしん電話 緊急時にボタンを押すと通報できる仕組み。次章で詳しくご説明します
高齢者福祉相談員の訪問活動 相談員による訪問
ふれあい給食サービス 食事の提供とあわせて、様子を確認してもらえます
消防あんしん情報登録制度 持病や連絡先などを事前に登録しておく制度

これらは民生委員や地域の方による活動が中心で、費用がかからないものが多くあります。お住まいの区によって実施状況が異なる場合がありますので、詳細は区役所にご確認ください。

03あんしん電話(緊急通報事業)

ひとり暮らしの高齢者向けに、名古屋市が実施している緊急通報の仕組みです。

・ボタンを押すと、緊急の通報や相談ができます
令和5年4月から、携帯型の機器が導入されました
・携帯型は、自宅のどこからでも通報できます
有線の固定電話回線がなくても、携帯電話等の連絡先があれば利用できます
・据置型と携帯型から選べます

固定電話がなくても使える点は大きな変化です。「電話回線がないから無理だろう」と諦めていた方も、対象になる可能性があります。

利用の条件や申し込み方法については、お住まいの区の窓口にお問い合わせください。

04まず相談する窓口

どこに相談すればよいか分からない場合、次の窓口が入口になります。

窓口 どんなとき
いきいき支援センター
(地域包括支援センター)
高齢者の総合相談窓口です。主任介護支援専門員、社会福祉士、保健師などがチームで対応します。何から相談すればよいか分からないときは、まずここへ
区役所の民生子ども課 民生委員の訪問など、見守りに関する相談
担当のケースワーカー 生活保護を受けている場合。使える制度を教えてもらえます
民生委員 厚生労働大臣から委嘱され、地域の相談役として活動しています

いきいき支援センターは、名古屋市が高齢者の身近な相談窓口として設置しているものです。お住まいの地域を担当するセンターがありますので、区役所や市のウェブサイトで確認できます。

「こんなことを相談していいのだろうか」と迷う必要はありません。相談を受けるための窓口です。

05民間のサービスもあります

公的な仕組みに加えて、民間の見守りサービスもあります。費用はかかりますが、選択肢として知っておくと役立ちます。

警備会社の見守りサービス/緊急時のボタン通報、決まった時間にボタンを押して安否を知らせる仕組み、熱中症のリスク通知など
センサー型のサービス/人の動きを検知し、一定時間動きがないと通知される仕組み
電気ポットや家電を使った見守り/使用状況が家族に通知される
電話や訪問による安否確認/定期的に連絡が来る形

生活保護を受けている場合、費用の扱いについては担当のケースワーカーにご確認ください。公的な仕組みで足りる場合も多くありますので、まずはそちらをご検討ください。

06部屋を借りるときに効くこと

ここが実務的な話です。高齢の単身者が部屋を借りるとき、大家さん側には次のような不安があります。

大家さんの不安 解消できる材料
体調を崩したとき、誰が気づくのか 見守りの仕組みを利用していることを伝える
緊急時に誰に連絡すればよいのか 緊急連絡先を明確にする。親族以外でも認められる場合があります
家賃は払ってもらえるのか 代理納付が使える場合、家賃が直接支払われます
何かあったときの対応 いきいき支援センターや民生委員とつながっていることを伝える

「一人で暮らしていて、誰ともつながっていない」という状態が、最も断られやすくなります。逆に、見守りの仕組みや相談先があることを示せれば、話が進むことがあります。

不動産のイブキは名古屋市西区に拠点を置き、生活保護を受けながらのお部屋探しを日常的にお手伝いしています。高齢の単身者の方の入居についても、大家さん側にご説明したうえでお話を進めます。断られ続けてお困りの場合も、ご相談ください。

お部屋探しのご相談を承っています。相談は無料です

LINEで相談する 相談フォーム

07物件選びで確認すること

見守りの仕組みとあわせて、住まいそのものの条件も大切です。

確認項目 理由
階数とエレベーターの有無 足腰の状態は変わります。階段のみの3階以上は、数年後に負担になることがあります
段差の有無 玄関や浴室の段差は転倒の原因になります
浴室の手すり 後から付けられるかも確認しておくとよいでしょう
病院・スーパーまでの距離 通院と買い物は毎日の生活に直結します
近隣との距離感 ある程度人の目がある環境のほうが、異変に気づいてもらいやすくなります
管理人の有無 いる物件であれば、日常的に人の目があります

住宅扶助の上限がある中で、すべてを満たすのは難しいこともあります。優先するなら、階数と病院までの距離です。この2つは、年数が経つほど効いてきます。

08よくあるご質問
Q. 見守りサービスにお金はかかりますか?
A. 民生委員や老人クラブによる訪問活動など、費用のかからないものがあります。あんしん電話などの制度についても、利用条件や費用は区の窓口でご確認ください。まずは公的な仕組みからご検討ください。
Q. 誰かに来てもらうのは気が進みません。
A. 訪問を受ける形以外にも、緊急時にボタンを押す仕組みなど、日常的な関わりが少ないものもあります。ご希望に合う形を、いきいき支援センターにご相談ください。
Q. 高齢だという理由で断られました。
A. 年齢だけを理由に断られる場面はありますが、緊急連絡先や見守りの仕組みを示すことで話が進むことがあります。高齢の方の入居に慣れた不動産会社に相談するのも有効です。
Q. 緊急連絡先になってくれる親族がいません。
A. 親族以外でも認められる場合があります。支援機関の職員や、日頃つながりのある方を立てられることもありますので、ご相談ください。
Q. 今は元気ですが、準備しておいたほうがいいですか?
A. 元気なうちに相談しておくほうが、選択肢が多くなります。いきいき支援センターは、困ってから行く場所というより、地域の相談窓口とお考えください。

この記事のまとめ

見守りの仕組みを整えることには、自分の安心と、部屋を借りるときの材料という2つの意味があります。

名古屋市には、民生委員の訪問、老人クラブの友愛訪問、あんしん電話、ふれあい給食サービスなど、複数の仕組みがあります。費用のかからないものも多くあります。

あんしん電話は令和5年4月から携帯型が導入され、固定電話回線がなくても、携帯電話等の連絡先があれば利用できます。

どこに相談すればよいか分からないときは、いきいき支援センター(地域包括支援センター)が入口です。専門職がチームで対応します。

部屋を借りる場面では、「誰ともつながっていない」状態が最も不利になります。見守りの仕組みや相談先があることを示せると、話が進むことがあります。

物件は、階数と病院までの距離を優先してご検討ください。年数が経つほど効いてきます。

生活保護のお部屋探しは、不動産のイブキへ

住宅扶助の上限内・保証人不要・生活保護に対応した保証会社を使える物件をご提案します。高齢の単身者の方の入居もご相談ください。名古屋市西区庄内通に拠点を置く地域密着の不動産会社です。相談は無料です。

0120-337-900

不動産のイブキ(伊吹株式会社)/名古屋市西区庄内通3丁目9-4/国土交通大臣(1)第10691号/年中無休 10:00〜19:00

ページトップ