年中無休 / 10:00~19:00
無料相談フォーム

ブログBLOG

2026.08.10

仕送りで家賃を払う|海外送金の手数料と、家賃の支払いに間に合わせるコツ

「10万円送ってもらったのに、口座に入ったのは9万円台だった」——留学生からよく聞く話です。

原因は手数料です。海外送金では、送る側だけでなく受け取る側にも手数料がかかります。さらに為替レートにも手数料が上乗せされており、明細に「手数料」と書かれていない部分で目減りしています。

この記事では、どこでお金が減るのかを整理し、家賃の支払いに間に合わせるための注意点をご説明します。

この記事でわかること

  1. 手数料は1つではありません
  2. 受け取る側にもかかります
  3. 為替レートに隠れた手数料
  4. 送金方法の種類
  5. 比べ方のコツ
  6. 家賃の支払いに間に合わせる
  7. 気をつけること
  8. よくあるご質問
01手数料は1つではありません

海外送金で発生する費用は、複数に分かれています。

手数料の種類誰が払うか内容
送金手数料送る側送金を依頼するときにかかります
中継銀行手数料状況による間に入る銀行が差し引きます。事前に金額が分かりにくいのが難点です
受取手数料受け取る側日本の銀行で受け取るときにかかります
為替手数料実質は受け取る側両替のレートに上乗せされています
リフティングチャージ受け取る側両替が生じない場合にかかることがあります

とくに中継銀行手数料は要注意です。銀行を通した送金では、送金と受取が完了するまで金額がはっきりしないことがあり、事前に正確な費用を把握するのが難しいとされています。

02受け取る側にもかかります

ここが誤解されやすい点です。

親が母国で送金手数料を払っているから、日本側では何もかからない——ということはありません。日本の銀行で外貨の送金を受け取る際には、受取手数料に加えて、為替手数料やリフティングチャージがかかることがあります。

金額を確認するときの伝え方
仕送りをしてもらう際、「いくら送る」ではなく「いくら受け取れる」で話してください。
「10万円必要」と伝えると、10万円ちょうどを送金されて、手元には9万円台しか残らないことがあります。手数料を上乗せして送ってもらう必要があります。
03為替レートに隠れた手数料

明細に書かれない手数料があります。それが為替レートへの上乗せです。

外貨で送られてきたお金を円で受け取るとき、両替は銀行が定めるレートで行われます。このレートには、本来の為替レート(ミッドマーケットレート)より不利な条件が含まれていることがほとんどです。

見え方
送金手数料明細に金額が書かれます
為替手数料レートに含まれており、金額として表示されないことが多い

「送金手数料が安い」という理由だけでサービスを選ぶと、為替レートで損をすることがあります。送金額が大きいほど、この差は大きくなります。

04送金方法の種類

大きく3つに分かれます。

種類特徴
銀行の海外送金信頼性が高く、サポートも充実。ただし手数料は比較的高めで、中継銀行手数料が読みにくい
ネット銀行店舗型より手数料が抑えられる傾向があります
送金サービス会社独自のネットワークを持ち、基本的に中継銀行手数料がありません。為替レートも分かりやすいとされています

どれが最も安いかは、送金元の国、通貨、金額によって変わります。この記事で特定のサービスをおすすめすることはしません。ご自身の条件で比べてください。

母国側の事情も確認してください
送金には、送る側の国の規制も関わります。国によっては送金額に上限があったり、手続きに書類が必要だったりします。ご家族と一緒に、母国側で使えるサービスを確認してください。
05比べ方のコツ

手数料の比較は複雑ですが、判断の方法は単純です。

「送金手数料はいくらか」ではなく、「〇〇円を送ったら、日本でいくら受け取れるか」で比べてください。
これが唯一の正しい比べ方です。送金手数料、中継銀行手数料、為替レート、受取手数料——すべてを含んだ結果が、この数字に表れます。

多くの送金サービスでは、送金前にシミュレーションができます。金額を入力すると、実際に届く額と着金予定日が表示されます。複数のサービスで同じ金額を入力して比べてください。

比べる項目
実際に受け取れる金額
着金までの日数
送金元の国・通貨に対応しているか
1回あたりの送金上限
受け取り方法(銀行口座、現金受取など)

家賃のことでお困りなら、お気軽にご相談ください

LINEで相談する 相談フォーム

06家賃の支払いに間に合わせる

家賃には支払期日があります。送金が遅れると、滞納になります。

確認することポイント
家賃の引き落とし日契約書に書かれています。多くは前月末または当月初め
着金までの日数サービスによって数分から数日まで幅があります
母国の祝日・休業日送金の処理が止まることがあります
日本の祝日着金処理が翌営業日になることがあります
余裕を持って送ってもらってください
引き落とし日の当日に着金する計画では、何かあったときに間に合いません。最低でも1週間前には口座に入っている状態を目指してください。
また、家賃の引き落としは口座に残高がないと失敗します。残高不足による滞納は、契約更新や次の物件を借りるときに影響することがあります。

送金のタイミングが不安定な場合、2〜3か月分をまとめて送ってもらう方法もあります。手数料の回数も減らせます。ただし、まとまった金額を管理する必要があります。

07気をつけること
口座名義を正確に伝える/パスポートの表記と口座の名義が一致していないと、着金しないことがあります
銀行コード・支店名を正確に/間違えると組戻し(送金の取り消し)が必要になり、手数料がかかります
送金目的を聞かれることがあります/「学費・生活費」など、正直に答えてください
友人の口座で受け取らない/トラブルの原因になります。必ず自分の口座で
「手数料が無料」という勧誘に注意/正規の事業者かどうかを確認してください
記録を残す/送金の明細は保管してください。在留資格の更新などで求められることがあります

最後の項目は重要です。在留期間の更新では、学費や生活費をどう支弁しているかが確認されます。送金の記録は、その裏付けになります。

なお、来日6か月未満の方は、日本で普通預金口座を開けないことがあります。この場合、送金を受け取る手段が限られます。口座開設については別の記事でご説明しています。

08よくあるご質問
Q. どのサービスがいちばん安いですか?
A. 送金元の国、通貨、金額によって変わりますので、一律にお答えできません。「〇〇円送ったら、いくら受け取れるか」で複数のサービスを比べてください。多くのサービスで事前のシミュレーションができます。
Q. 銀行の口座がまだありません。
A. 来日6か月未満は普通預金口座の開設が難しい場合があります。ゆうちょ銀行など、条件が異なる金融機関もありますので、確認してみてください。口座がない期間の家賃支払いについては、不動産会社にご相談ください。
Q. 送ってもらった金額より少なく届きました。
A. 中継銀行手数料や受取手数料、為替手数料が差し引かれた可能性があります。次回からは、必要な金額に手数料分を上乗せして送ってもらってください。
Q. 家賃の引き落としに間に合いませんでした。
A. すぐに管理会社に連絡してください。放置すると滞納として扱われます。事情を説明し、いつ支払えるかを伝えれば、待ってもらえることがあります。
Q. まとめて送ってもらってもいいですか?
A. 問題ありません。手数料の回数も減らせます。ただし多額を送金する場合、送金元の国の規制や、金額によっては確認を求められることがあります。

この記事のまとめ

海外送金の手数料は1つではありません。送金手数料、中継銀行手数料、受取手数料、為替手数料が発生します。受け取る側にもかかります。

とくに為替手数料はレートに含まれており、金額として表示されないことが多いため、気づきにくい部分です。送金額が大きいほど差が広がります。

比べ方は1つだけです。「〇〇円送ったら、日本でいくら受け取れるか」で比較してください。多くのサービスで事前のシミュレーションができます。

仕送りを頼むときは、「いくら送る」ではなく「いくら受け取れる」で伝えてください。手数料分を上乗せして送ってもらう必要があります。

家賃の引き落とし日から逆算し、最低でも1週間前には着金しているようにしてください。残高不足による滞納は、契約更新や次の物件に影響することがあります。

送金の記録は保管してください。在留期間の更新で求められることがあります。

お部屋のことでお困りなら、不動産のイブキへ

外国籍の方のお部屋探しを専門に扱っています。家賃の支払い方法についてもご相談いただけます。保証人がいなくても大丈夫です。スペイン語・ポルトガル語対応。相談は無料です。

0120-337-900

不動産のイブキ(伊吹株式会社)/名古屋市西区庄内通3丁目9-4/国土交通大臣(1)第10691号

ページトップ