年中無休 / 10:00~19:00
無料相談フォーム

ブログBLOG

2026.07.20

十和田市で外国籍の方が賃貸を借りるには|保証会社・入居審査・水を引いた原野のまちエリアガイド

十和田市の土地は、かつて雨を飲み込んでしまう原野でした。火山灰が厚く積もり、水は地中へ吸われ、樹木すら育たない。そこへ山を貫くトンネルを掘り、湖から水を引いた人がいます。四年をかけて水が流れた日、この土地は田畑に変わりました。

この街でお部屋をお探しの方へ。日本に保証人がいなくとも、賃貸の契約は結べます。以下では、よくある誤解を解きながら手順を整理し、そして官庁街通りの周辺から奥瀬までの住まいの違いをご案内します。

この記事で扱うこと

  1. 「外国籍だと借りられない」は本当か
  2. よくある三つの誤解と、実際のところ
  3. 審査で確かめられる4項目
  4. 十和田市で暮らす——水を引いた原野のまち
  5. ご質問への回答
01「外国籍だと借りられない」は本当か

結論から申し上げると、事実ではありません。国籍を理由に契約できないという決まりは存在しないからです。ではなぜ、そう言われることがあるのか。理由は保証人です。日本の賃貸では、家賃が滞ったときに代わりに支払う人を立てる慣行があり、来日して間もない方はそこで行き詰まります。断られたという経験の多くは、国籍そのものではなく、この一点に起因しています。

そして、この一点はすでに解決されています。保証を業務として引き受ける会社があるからです。費用を納めれば、貸主に対する支払いの約束をその会社が負う。頼れる知人の有無は問われません。つまり「借りられない」のではなく、「保証の手当てをすれば借りられる」というのが正確な言い方です。

費用の目安は、契約時に家賃の半月分から1か月分ほど。契約が続く間、年ごとに一定額がかかる会社もあります。金額は会社によって差がありますので、申し込みの前に総額をご確認ください。
02よくある三つの誤解と、実際のところ

誤解その一「日本人の知り合いを探さなければならない」。実際には必要ありません。保証を扱う会社に費用を払えば、その役目は会社が果たします。知人に頭を下げるくだりは、いまの手続きには存在しないと考えてください。

誤解その二「会社が住まいを用意してくれないなら自分では無理」。これも違います。勤務先が借り上げてくれるのは確かに楽ですが、ご自身で契約する道も普通に開かれています。制度がない会社に勤めていても、住まいは確保できます。

誤解その三「書類が多くて面倒そうだから後回しにする」。これがいちばん損をします。必要な書類は在留資格・勤務・収入の三種類だけで、先に揃えておけば審査は数日で終わることもあります。逆に揃わないと、良い物件が出ても手を挙げられません。

03審査で確かめられる4項目

審査の実態は、次の4つを照らし合わせる作業です。

項目不足していた場合にどうなるか
家賃が手取りの3割以内か物件の価格帯を下げる提案になる
在留カードの満了日更新の予定を伝えれば問題にならないことが多い
在留・勤務・収入の証明揃うまで審査そのものが止まる
緊急時に連絡がつく相手職場の方の承諾を得れば足りる
十和田市には鉄道の駅がありません。移動はバスと自動車が中心になります。通勤の手段を先に決めておかないと、住む場所も決められませんので、そこからご相談ください。

十和田市でのお部屋探し、ご相談を承っております。

社宅・お部屋探しのサポートはこちら

04十和田市で暮らす——水を引いた原野のまち

この土地はもともと、農業に最も向かない場所でした。火山の大噴火で灰が厚く積もったため、雨が降っても水は地中へ吸い込まれてしまい、樹木さえろくに育たない。そんな台地に目をつけたのが、江戸時代末の一人の藩士でした。1855年、彼は開拓に着手します。方法は途方もないものでした。湖から流れ出る川を水源とし、山にトンネルを掘り抜いて水を運ぶというのです。四年の歳月をかけて、1859年の五月、ついに水が台地へ流れました。この人工の川は「稲を生む川」の意味で名づけられ、いまも東西に流れています。通水に成功した日は、毎年五月の祭りとして受け継がれています。話はここで終わりません。彼の息子が、水の来た土地に町を設計しました。街道を中心軸に一・四キロ四方を区切り、本通りの幅を十六メートル、裏通りでも十二メートル確保する。京都の街を手本にしたと記録されています。さらに街の中へ用水路を引き込み、衛生と火事への備えとしました。江戸時代に、これだけの都市計画が構想されていたのです。

地区街のなりたち
官庁街通り周辺・西○番町市の中心。幅36メートルの並木道が通る
稲生町・東○番町商店と飲食が集まる一帯
三本木・大深内開拓で拓かれた田畑が広がる
藤坂・洞内農地と住宅が混ざる地区
奥瀬・十和田湖畔西部の山あい。渓流と湖の観光地

住まいを考えるとき、この街ではまず交通の前提を押さえてください。市内に鉄道の駅がありません。かつて走っていた私鉄は2012年に役目を終えました。いま市外へ出るには、隣町の新幹線の駅か、隣市の在来線の駅までバスか自動車で向かうことになります。市内の移動もバスと車が中心です。自動車があれば行動の幅は大きく広がり、駐車場の確保にも困りません。街の造りは分かりやすく、碁盤の目に区切られているので方角を見失うことがありません。中心を貫く官庁街通りは幅三十六メートル、長さ一・一キロ。松と桜がそれぞれ百五十本ほど並び、春には花のトンネルになります。市内には現代美術館があり、街全体をアートの場として扱う試みが続いています。冬は雪が積もります。太平洋側ではありますが内陸ですので、冷え込みは相応です。除雪の条件は契約前に必ずご確認ください。

主な拠点移動のしやすさ
官庁街通りの周辺市の中心。役所と施設が徒歩圏
稲生町の周辺商店と飲食店が並ぶ。生活しやすい
三本木・大深内方面農地に近い。自動車が要る
隣町の新幹線駅方面バスか車で。市外への移動はここから
奥瀬・十和田湖方面西部の山あい。自動車が欠かせない

働き先は、水を引いて生まれた土地の恵みに支えられています。この市はにんにくの生産量が市町村別で日本一です。植え付けは秋、収穫は初夏。掘り上げたにんにくは乾燥させ、選別し、皮を剥き、加工へ回されます。作業は屋内での手仕事も多く、経験を問わず入りやすい分野です。長芋も産地で、こちらは秋から春にかけての収穫になります。米も作られています。作物ごとに忙しい時期がずれるため、組み合わせれば年間を通じて働けます。農以外では、西部の湖と渓流が国内有数の観光地であることから、宿泊と飲食の現場があります。こちらは季節による波が大きい分野です。市街地には商業と医療が集まっており、介護の求人は通年で出ています。

拠点に向く地区相性のよい働き方
三本木・大深内にんにくや長芋の栽培に関わる方
藤坂・洞内選別や加工の現場に通う方
稲生町・官庁街通り周辺販売や飲食の仕事に就く方、車を持たない方
西○番町・東○番町ご家族での入居、介護の職場に通う方
奥瀬・十和田湖畔宿泊施設で働く方
05ご質問への回答
鉄道がないと聞きました。市外へはどう出ますか。
隣町にある新幹線の駅か、隣市の在来線の駅まで、バスか自動車で向かいます。市内の移動もバスと車が中心です。日常の買い物や通院は市内で済みますので生活そのものに支障はありませんが、自動車があるかどうかで暮らしやすさはかなり変わります。
にんにくの仕事は季節が限られますか。
植え付けが秋、収穫が初夏ですが、その後の乾燥・選別・皮むきといった作業が続きます。屋内での手仕事も多く、収穫期だけの仕事とは限りません。この街には長芋や米もあり、作物ごとに忙しい時期がずれますので、組み合わせて年間働く方もいらっしゃいます。就業先の予定を伺ってご提案します。
碁盤の目の街と聞きましたが、札幌のようなものですか。
形は似ていますが時代が違います。札幌は明治に開拓の役所が設計したもので、この街は江戸時代の末に藩士の手で構想されました。街道を軸に一・四キロ四方を区切り、本通りの幅を十六メートル取っています。当時としては破格の広さで、いまも道が広く運転しやすい街です。
冬の寒さと雪はどの程度ですか。
太平洋側ではありますが内陸のため、冷え込みは相応にあります。雪も積もりますので、暖房の設備と除雪の担い手は契約前に確認しておきましょう。日本海側の五所川原や青森市のような地吹雪はありませんが、備えなしで越せる冬ではありません。

十和田市でのお部屋探しをお手伝いします

おひとりでのご入居、ご家族での転居、そして農業法人様や企業様が従業員のためにまとめてお部屋をご手配になる場合。いずれのご依頼にも対応いたします。にんにくをはじめとする農作物の栽培や加工に携わる方の住まいを扱ってまいりました。就業先が確定していない段階のご相談でも構いません。費用はいただきません。お勤め先の地区、自動車をお使いになるかどうか、そしてご希望の家賃をお知らせください。

0120-337-900

不動産のイブキ(伊吹株式会社)/名古屋市西区庄内通3丁目9-4/国土交通大臣(1)第10691号

まとめ

十和田市は、雨を飲み込んでしまう原野に山を貫いて水を引き、田畑へと変えた街です。水が届いた土地には江戸時代とは思えない広さの街路が引かれ、いまも見通しの良い碁盤の目が残っています。にんにくの生産量は市町村別で日本一。作物ごとに時期がずれるため、農の仕事は年間を通じて続きます。鉄道はありませんが、自動車があれば不便のない街です。

国籍を理由に部屋を借りられないという決まりはありません。保証の手当てさえすれば契約は成立します。水を引いてつくられたこの街での暮らしを、私どもがお手伝いいたします。

企業・農業法人のご担当者様へ

従業員の方の受け入れに合わせた住居の確保、複数名分の契約手続きの取りまとめ、そして入居された後のご相談への対応。これらをまとめて私どもがお引き受けいたします。この街は鉄道がないため、通勤の手段の確保が定着を左右します。自動車をお持ちでない方を受け入れる場合は、バス路線や送迎の状況まで踏まえた物件選びが必要です。にんにくや長芋のように収穫と加工で人員の必要量が変わる現場についても、時期を踏まえて手配してまいりました。介護や飲食についても同様に承ります。

社宅手配サービスの詳細はこちら

ページトップ